妊娠初期検査 | 地下鉄なんば駅からすぐの婦人科「エクラ難波レディースクリニック」

当クリニックでは妊娠の可能性がある方に対して、妊娠の確認検査を行っております。

これから妊娠や分娩管理するにあたって、現時点での健康状態を把握したり、母子感染する感染症がないか、妊娠・分娩経過に影響をあたえる病気がないかなどをお調べいたします。

「妊娠したかも？」という方は、お気軽に当クリニックまでご相談ください。

※妊婦健診に関しては、妊娠初期検査（妊娠16週未満までの方を対象）のみ行っております。
※当院には分娩設備がございませんので、妊娠中期よりご希望の分娩可能施設へご紹介させていただきます

妊娠初期検査について

これから妊娠や分娩管理するにあたって、現時点での健康状態を把握したり、母子感染する感染症がないか、妊娠・分娩経過に影響をあたえる病気がないかなどを調べ、評価するために「妊娠初期検査」があります。

妊娠中は、妊娠0～15週(妊娠1～4ヵ月)を妊娠初期。妊娠16～27週(妊娠5～7ヵ月)を妊娠中期。妊娠28週以上(妊娠8ヵ月以上)を妊娠後期と言います

妊娠初期の基本的な検査項目は以下の通りです。

・血圧検査
・尿検査
・体重測定
・腹囲、子宮底長の測定
・血液検査（血液型検査、血算、血糖検査、各種抗体検査、期間内に1回）
・子宮頸がん健診（初期に1回）
・超音波検査

主な検査項目について

血液検査

血液の中に含まれる赤血球、白血球、ヘモグロビン、血小板などの数や量を測定し、貧血などの検査を行います。（妊娠糖尿病の発見に役立ちます。）その他、母子感染する「B型肝炎」「C型肝炎」「梅毒」「HIV」などの感染症を検査します。

尿検査

尿検査で、「妊娠糖尿病」の可能性がないか「尿糖」を検査したり、「妊娠高血圧症候群」の可能性がないか「尿タンパク」を検査します。妊娠初期に尿タンパクを調べるのは、腎臓機能の低下や腎臓病を早く診断するためです。妊娠週数が進むと腎臓への負担は大きくなり、もともと持っていた腎臓病が悪化したり、妊娠高血圧症候群を起こしやすくなります。

おりもの検査

おりもの検査で「クラミジア」「淋菌」「細菌性腟症」の可能性がないかを調べます。「クラミジア」や「淋菌」は性行為感染症であり、分娩時に赤ちゃんに感染する可能性があります。見つかれば妊娠初期のうちにしっかりと治療を行います。

子宮頸がん検診

子宮頸がん検診は、母体の健康状態を把握するために行われます。（原則として必ず子宮頸がん検査を実施します。）妊娠中に明らかな「子宮頸がん」が見つかった場合には、母体の治療を優先して、赤ちゃんをあきらめなければないない場合もあります。